ながら練習

昨日はマウンテンバイクの活動のみで8時間にも達してしまったので、自宅に戻ってからの小念頭は22分程度に収めました。まだ腰の痛みが解消していないので、蹴りの練習はパス。

基本的に、詠春拳や武道の練習はそのために専用の時間を取って、集中してできるようにしていますけど、高校時代からの習慣で結構「ながら練習」も並行してやっています。

若年時は、ほとんど人目を気にすることがなかったため、とにかくどこでも練習していました。部活終了後のバス停では、待ち時間に延々と初代タイガーマスクのマネをしてローリング・ソバットを練習したりしていましたし、東京に出てきてからも新宿駅のプラットフォームで電車を待ちながらずっと猫足立ちで立っていたり。詠春拳を始めてからは、その猫足立ちが二字紺羊馬に変わりましたけど。二字紺羊馬はバランスが取りやすいので、電車の中でもよくやっていましたね。

こういった行為がはたから見てどんなに変なことかを理解するようになった30代ではさすがに止めましたが、自宅においては今でも歯磨きの間ずっと二字紺羊馬で立ったり、足で照明のスイッチをオンオフしたりしてます。…特に後者は家族には見られないように…。1回3分の二字紺羊馬も、1日3回やれば合計9分。結構、馬鹿になりませんよ。

以前も少し書きましたが、普段の生活の中に武術的な要素を採り入れることは、いざというときの対応に一定以上の効果をもたらすことができると考えています。高度なレベルでの試合や、ハードな練習の前には多少のウォームアップが必要になりますが、武術的な対応が求められるケースではウォームアップの暇などなく、そのまま適宜対応できるようにしておかなければならないためです。

そのためには、日常生活そのものを「ウォームアップ」的に使う習慣が役立ちます。私の場合はとっさに反応できるようなレベルまではほど遠いのでしょうけど、特に年を取った今はできる限りのことはしておきたいと考えています。

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