詠春拳– category –
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詠春拳三角・四角・丸
【詠春拳の習熟段階について】私が詠春拳を練習し始めてすぐ、この流派の習熟段階は三角・四角・丸に分けられると聞きました。(日本における中国武術のパイオニアであった、松田隆智先生も三角・丸・四角について紹介されているそうですが、私の先生がおっ... -
その他気?
1980年代前半に、「少林寺」という映画で中国武術がブームになり、至る所で「気」という言葉を聞くようになった。なんでも、中国武術というのは神秘的なもので、筋力ではなく「気」という不思議な力で相手を打ち倒せるんだとか。そういう夢物語の世界に、... -
詠春拳攤手の肘の横位置と前腕の回外・回内
この10年でYouTubeコンテンツが非常に充実してきて、私のような武道・武術の愛好者が勉強させていただくにも困らない環境になってきた。最近よく参考にさせていただいているのが、雷明輝師傅の動画だ。https://youtu.be/O26QlLTGCHE初めて拝見したときに、... -
詠春拳詠春拳と截拳道についての私感
最初に、私は截拳道については門外漢であること(19941993年のセミナーの修了証はもらったけど)、この記事はその門外漢による単なる感想であることを断っておく。1987年頃、日本でも知られ始めたブルース・リーの截拳道(ジークンドー)の指導者と、私の詠春... -
詠春拳マンネリ?
現在、武術の基礎的な練習は詠春拳の小念頭、空手の基本的な蹴り技、両者のコンビネーション練習などを中心に行っている。たまに子供達に練習に付き合ってもらうことはあっても、基本的に単独練習だ。すでに試合や腕比べをすることが目的ではなくなってい... -
詠春拳腕を支える
詠春拳を習い始めてしばらくの間、黐手を行うと両側の三角筋が疲れてしまって仕方がなかった。そんなある日に先生がおっしゃったこと。肩の筋肉を使って両腕を支えているとそうなる。初心者の多くはそうだ。正しく練習をすると背中、肩甲骨周りで支えてい... -
剛柔流空手道脱力で何かが「落ちる」
肩の力が抜けてくると、肩から腕が「スコン!」と抜けたような感覚が得られるようになってきます。上腕を支える筋肉群(ローテーターカフ)のうち、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋などが上腕の重みで下に引っ張られる(ストレッチされる)ような感覚です。さらに上... -
剛柔流空手道側身
立つ位置を変えずに体の向きを変えて相手の攻撃を躱す技術は、剛柔流空手にも詠春拳にも存在します。詠春拳の場合は、基本的な練習では「二字紺羊馬」→「側身馬」、「右側身馬」→「左側身馬」→「右側身馬」→ … というような中心軸の回転による体位の入れ替... -
剛柔流空手道順腰・逆腰
空手から詠春拳に移ったとき、写真で見ると非常に似た形の突きをするのに、打ち方が全然違うことに新鮮さを覚えたことがあります。空手では突きを打つときに、先に腰を切って拳を飛ばし、最後に腰を戻すことでムチの先端のように拳を走らせるようにしてい... -
剛柔流空手道臍下丹田
日本武道を学ぶと丹田、特に臍下丹田(下丹田)へのこだわりを感じられます。過去に習っていた剛柔流空手道でも臍下丹田の重要性については何度も繰り返し指導されました。三戦の練習時には「丹田とチンクチにチカラを入れよ」ともよく言われていたことを思...
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