このブログでも何度かご紹介していますけど、私はexfit TVというマイナースポーツ紹介のYouTubeチャンネルを運営しています。
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2023年6月11日(日)、表題の第6回全日本琉球古武道選手権大会の撮影に出かけてきました。
昨年大会はコロナ禍の中、なかなか練習ができない状況で開催されたこともあって、主催者の一般社団法人 全日本琉球古武道連盟さまも選手の皆さまも相当苦労されたと伺っています。今年はそんな大変な状況も乗り越え、素晴らしいパフォーマンスが随所に見られた大会となりました。
女子総合優勝の塚本選手、男子総合優勝の矢ヶ崎選手の演技は圧倒的でした。撮影スタッフとして連れて行った妻は琉球古武道を目にするのは初めてのことでしたが、この塚本選手、矢ヶ崎選手の凄さはすぐに分かったとのことで、興奮気味にその感想を私に伝えてきました。もともと、彼女は武術に興味があるわけではないので純粋に撮影の手伝い、という意識で参加していたわけですが、今大会に関しては競技の奥が深く感じられ、1日を通して楽しめたとのことです。
そういえば、私たちが次の撮影を準備しているときに選手のお一人から話しかけられる、ということがありました。初めてこの大会に参加されるとのことで勝手が分からず、私たちが確認中だったパンフレットを見せてほしい、とのことで少し会話をさせていただきました。そのとき、この方の立ち居振る舞いが尋常ではないことに気づき、急遽妻にこの方の競技を収録するように頼みました。妻もそう感じたようで、本人の意志でこの方の1回戦を収録する予定だったようです。
京都の松尾選手。1回戦を見た瞬間にそのパフォーマンスの高さに感動しました。この写真がまさに1回戦のときのもので、突きの鋭さ、全くブレのない体幹、無駄な動きを一切排除した動作が印象的です。その姿は高校時代に私が習った剛柔流空手道の師範の動きを彷彿とさせるもので、しばし見入ってしまいました。それもそのはず、松尾選手はご自身で道場を経営されている師範でいらっしゃいました。
２回戦で総合優勝の矢ヶ崎選手と当たり惜しくも敗戦となるのですが、両者の型の趣が全く異なることもあって、個人的にはどちらに旗が上がるか分からないなあ…と思いつつ拝見していました。いずれにしても素晴らしい演技だったと思います。
選手の皆さま、お疲れさまでした。一般社団法人 全日本琉球古武道連盟さま、素晴らしい大会の開催をありがとうございました。本大会の模様については、exfit TV/exfit TV BUDOのほうで紹介させていただく予定です。
