2020年– date –
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剛柔流空手道
脱力で何かが「落ちる」
肩の力が抜けてくると、肩から腕が「スコン!」と抜けたような感覚が得られるようになってきます。上腕を支える筋肉群(ローテーターカフ)のうち、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋などが上腕の重みで下に引っ張られる(ストレッチされる)ような感覚です。 さらに上... -
剛柔流空手道
側身
立つ位置を変えずに体の向きを変えて相手の攻撃を躱す技術は、剛柔流空手にも詠春拳にも存在します。 詠春拳の場合は、基本的な練習では「二字紺羊馬」→「側身馬」、「右側身馬」→「左側身馬」→「右側身馬」→ … というような中心軸の回転による体位の入れ... -
剛柔流空手道
順腰・逆腰
空手から詠春拳に移ったとき、写真で見ると非常に似た形の突きをするのに、打ち方が全然違うことに新鮮さを覚えたことがあります。 空手では突きを打つときに、先に腰を切って拳を飛ばし、最後に腰を戻すことでムチの先端のように拳を走らせるようにしてい... -
剛柔流空手道
臍下丹田
日本武道を学ぶと丹田、特に臍下丹田(下丹田)へのこだわりを感じられます。 過去に習っていた剛柔流空手道でも臍下丹田の重要性については何度も繰り返し指導されました。三戦の練習時には「丹田とチンクチにチカラを入れよ」ともよく言われていたことを思... -
詠春拳
沈肩墜肘
中国武術では、沈肩墜肘という言葉があるように、肘を落として肩を沈めるのは基本的な原則になります。詠春拳のスクールでももちろん、肘を落とすことについては口を酸っぱくして言われていました。 スクールに入門して少しすると、私なりに肩の落とし方に... -
未分類
上腕の力を抜く練習
肘の屈伸 30年以上前の話になりますが、詠春拳の実技を習い始めたまさにその日に習った方法です。 当時の私のメモを見ると、少なくとも2箇所にこの練習法の記述がありました。 まずは初日。突きの方法そのものの第一段階の練習法としてメモされていました... -
詠春拳
栓抜きパンチ
ブルース・リーの有名なワンインチパンチ。相手の至近距離に拳を突きつけた状態から、突然打ち込んで相手を吹っ飛ばす彼流のデモンストレーションで、もととなっているのは中国武術の寸勁と言われる技術です。 さて、表題の「栓抜きパンチ」は彼の著作、"B... -
詠春拳
とにかくゆっくりとした動作で練る
ゆっくり動く練習 中国武術で、とにかく「ゆっくりと動く」練習をするというイメージがある太極拳。幼い頃、初めてこの武術を知ったときには、中国の健康体操の一種としか捉えていませんでした。もちろん、何のためにあんなにゆっくり動くのかも、良く分か... -
詠春拳
まずは脱力
剛柔流空手道との違い 中国武術のひとつである詠春拳を学び始めてから終始、しつこい位に指示されていたのは「まずは完全に脱力すること」でした。 写真などで事前に知っていた詠春拳の姿は、高校時代に修行していた剛柔流空手道と見た目が似た感じがあっ... -
未分類
Kung fu Fitness
スポーツクラブのプログラム 1990年代、スポーツクラブでフィットネスクラブのインストラクターをしていた私は、他のスポーツクラブでは見られないような新しい運動プログラムを開発すること、それを定着させることに注力していました。 そのころに所属し...
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