剛柔流空手道– category –
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剛柔流空手道
沖縄剛柔流道場生との組手で喰らった金的蹴り
高校2年生のとき、我が空手道部は3年生が2人のみとなり、大会の団体戦では2年生3人を含めた学年混成チームにせざるを得ませんでした。帯の色を揃えたいという師範の意向もあって、私たちは早めに黒帯を認可してもらうことができたのでした。 ん〜。今見た... -
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単独練習を続けられる訳
周りに愛好の仲間もおらず、たった1人で武術・武道の練習を何年も欠かさず続けている私のモチベーションは何なのか、と今でも不思議に思うところがあります。誰かについて習うのでもない、試合に出るのでもない、また誰かに教えるのでもないという中で、な... -
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やはりチンクチと内力は違うのか?
少し前にチンクチ(一寸力)についてまとめてみました。剛柔流空手道の師範がおっしゃっていたチンクチと、詠春拳の先生がおっしゃっていた「力」は共通点があるのではないか、と。 少なくとも、腕を体幹に強く結びつける「目的」については共通していると思... -
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末端が先か、体幹が先か
「手が先」と「体幹が先」の比較 最初に高校の空手道部で習った剛柔流空手道の基本はまさしく「体幹が先」の印象でした。 実際には体幹に先立ち、足を決めて、腰を切り、最後に突きが飛ぶ、という印象です。でも、その当時に私たちが参加している空手道の... -
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犬脚猫体
剛柔流空手道を習っていた頃、師範が口を酸っぱくしておっしゃっていた言葉に「犬脚猫体(けんきゃくびょうたい)」という言葉があります。 当時、高校生である私たちからすると、三戦の鍛錬が極めて「剛」な鍛錬法に見えて、そのイメージから体をガチガチに... -
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チンクチ(一寸力)
詠春拳を習い始めた頃、先生と先輩に「上半身に関する要訣で、剛柔流空手道で習ったものはあるか?」と聞かれたことがありました。 そのときに一番最初に思いついたのがこの「チンクチ」という言葉。 私を教えてくださった剛柔流の師範が三戦のときに「チ... -
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ガマク
詠春拳の小念頭をこの数年間継続していて、特にこの1年は1日も休まずに続けています。この期間に私自身の立ち方が大きく変わったのですが、特に20代の頃、詠春拳を習い始めたころは剛柔流空手道で学んでいた「ガマクの入れ方」に大きな影響を受けていたよ... -
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脱力で何かが「落ちる」
肩の力が抜けてくると、肩から腕が「スコン!」と抜けたような感覚が得られるようになってきます。上腕を支える筋肉群(ローテーターカフ)のうち、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋などが上腕の重みで下に引っ張られる(ストレッチされる)ような感覚です。 さらに上... -
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側身
立つ位置を変えずに体の向きを変えて相手の攻撃を躱す技術は、剛柔流空手にも詠春拳にも存在します。 詠春拳の場合は、基本的な練習では「二字紺羊馬」→「側身馬」、「右側身馬」→「左側身馬」→「右側身馬」→ … というような中心軸の回転による体位の入れ... -
剛柔流空手道
順腰・逆腰
空手から詠春拳に移ったとき、写真で見ると非常に似た形の突きをするのに、打ち方が全然違うことに新鮮さを覚えたことがあります。 空手では突きを打つときに、先に腰を切って拳を飛ばし、最後に腰を戻すことでムチの先端のように拳を走らせるようにしてい...
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