改めてこのブログについて

オレゴン州

このmartial arts logは、私の練習メモのような存在だ。

私が実際に先生に付いて習った期間というのは空手・中国武術をトータルしても4年程度しかなく、その当時の立場は初級〜中級の立場だったと思う。別に1年ほど、パーソナル・トレーナーのような先生を付けていたこともあったけど、道場やスクールに通って体系的に習うのとはちょっと違っていたとも思うし、あまり身につかなかったので、それは省いて。

その後、「格闘技」としてではなく、「フィットネス・プログラム」として自身が主催するスクールで指導員を育てたりお客様への指導に当たったりするようになった。当時の職業がフィットネス系のトレーナーだったため、自然な流れだったと言える。

Kung-fu Fitness

その結果、私の場合は心身プログラムとして武道を捉えるようになっていった。指導現場から離れた今では年齢を重ねて、さらにその意向は強くなっている。

私が習った空手や詠春拳は武術なので、他者と戦う技術の集大成と言えるのだけれども、いざというときに自分や家族の身が守れる可能性が高くなればいいな、くらいしかない。実際、興奮状態になって刃物を振り回しているヤツに、自身の技能で正確に対抗できるとは思えない。こういうときに備えて鍛えた逃げ足を確実に使うだけである。

したがって体の使い方とか、運動効率などについては、初級者から中級者を目指す方や、私のような(おそらく)中級者でその先を求めている方々には参考になる情報も提供できるかもしれない。反面、その先におられる方にとってはただの戯れ言にしか見えないかも。そこは私にはまだ理解できていないステージなのだろうから、それはしかたがないことだ。

そういうことなのでたぶん、戦い方のような実用の部分についてこのブログで触れる機会は少ないと思う。そういったものはすでに、専門書に多数紹介されているし、実際に動きが見えるYouTube動画などサンプルがたくさんあるからだ。また、そういった部分を紹介することには大きな責任が伴う。

書籍や動画だけでは見えないような部分について、自分の気づきや感じたことなどをメモしていければ、と思っている。

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